【商品説明】

【北欧家具】【送料無料】 ネストテーブル

年に数回訪れるデンマークへの旅の理由はヴィンテージ家具の買い付け。その他、お取り扱いをさせて頂いている椅子生地会社や家具ブランドとの打ち合わせもデンマークに訪れる理由の大きな一つです。遠路はるばる日本からとなると、昼食や夕食を一緒にとなることがとても多く、デンマークの家庭に呼ばれる機会が多くなります。私の知り合いだけなのかもしれませんが、お付き合いのあるあちらの方々の家庭にはいい具合にヴィンテージ家具があちらこちらに使われています。新品だけ、あるいはヴィンテージだけといったこだわりではなく、その場その場に合った、お気に入りのお品を自分なりにセレクトしていて、まだまだアンティーク家具やヴィンテージ家具が一般的ではない日本とは違い、縛られないインテリアの感性について羨ましく、そして悔しくも思ったりします。

ソファの横の手が届く場所に普段の簡単なサイドテーブルではなく、こういった「入れ子」になったネストテーブルを置いているデンマークの家庭に行くこともあります。こんなヴィンテージ品もそうですが、製造から100年以上が経ったアンティーク品、そして新品のものと、様々なネストテーブルを見ることがあります。ある時は、食事が終わり、リビングでお茶をしようと移動すると、おうちの人がどこからか持ってきたヴィンテージのネストテーブルをソファの横にひょいと置いてくれて「これがあれば、カップを置けるでしょ」なんて時もありました。ヴィンテージ家具をそんなに気軽に使っている姿、洒落てると思います。

リノベーションをしていれば別なのですが、デンマークでは古いお家に住んでいる人も多く、リビングダイニングに何十平米も使っている人はそれほど多くない印象です。数ある部屋はホールで繋がっているのではなく壁で繋がり、ドアを開けると、別のシーンがあるお部屋がある、そんな感じです。そんなお部屋の中で私達のような外からの訪問客をもてなしてくれるのはリビングルーム。そこに気の利いた雑貨を上に置いたネストテーブルがあり、先程のように必要な時にひょいと移動させ、機能的に使っている姿があります。ヴィンテージ家具、新品家具、そんな小さな垣根を超え、好きなものを好きなように使える自由な感じが日本でも広がればなんとなく素敵なのになと、ネストテーブルを買い付ける時に思っています。

とてもシンプルなネストテーブル。無駄な装飾はなく飾りっ気のない潔いデザイン。だからすらっとした丸脚、そして丸く削られた天板のサイドが際立ち、センスのいい造形美を感じさせてくれます。

大中小の入れ子式のテーブルは合わせて使用しても、それぞれを独立して使用しても大丈夫。各テーブルの収納も調整済みでスムーズ。天板は水気を気にせずにお使いいただけるようウレタン塗装（つや消し）。脚等に使用しているオイルは天然成分だけで作られた安全性の高いもの。天板の一つに消しきれなかった薄いシミがありますが、このテーブルの美しさを損ねる程度のものではありませんのでご安心下さい。