15周年イベントのご案内 訳あり/アウトレット

ー北欧家具/北欧ヴィンテージ家具 カリモク60 ー  家具修理工房併設のコンフォートマート

Comfort Mart Essence+:-Too Much is Never Enough-「たくさんあるけど、まだ足りない。」

展示イベント終了致しました。たくさんのご来店誠にありがとうございました!

期間限定での展示イベントです。「Comfort Mart Essence+」はコンフォートマートが仕事を進める上で考えていることを形として表し皆様とシェアしたいと思う発表の場です。

過去には紙のリサイクル工場に行き、紙のリサイクルのシステムを皆さんと共有したり、私たちが考えたCharles & Ray Eamesが家具を通じて伝えたかった普遍的なメッセージだったり、音楽を通じコンフォートマートが思っていることを解説したり、コンフォートマートで働く者がいち人間として毎日仕事をし続けるための普遍的な目的としていることを皆さんと共有し、少しでも共感を得ることができれば、世界はなんとなくもう少しもっと住みやすい場所になるんじゃないかと考え表現する発表の場です。

今回のテーマは「Too Much is Never Enough」(「たくさんあるけど、まだ足りない。」)です。

私たちの生活の基盤となる社会システムは「資本主義」です。資本主義とは、人間至上主義を掲げ、科学革命を使いながら、経済活動を活発化することにより、人々の富は増え、その富を使い社会はいいものとなっていくという考え方です。科学革命(現在でいう「AI」とか、1500年代でいうと「世界航海術」とか)は私達に富める力を与えてくれます。例えば、今まで、歩いて配達していたものを、科学革命により車が作られ、短時間でそしてより遠くのところに配達ができるようになりました。

それにより、より多くの売り上げが上がり、そしてより多くの人を雇い入れることができ、さらにその雇い入れる人は多くのお金を使い他でお買い物をする、そうすると他のお店で働く人も富めることになります。つまり個人的にお金を稼ぐことは他の人にとってもよいことだ、「利己主義はすなわち利他主義でもある」という考え方です。1776年にスコットランドのアダム・スミスという学者が「国富論」としてまとめた考え方です。

ずっと昔は、富なんて増えなかった。マンモスを追いかけ、森から草木をちぎり、その日暮らしです。住む場所は獲物のがいる場所を見つけては転々とする。街なんてなかった。ただ「家族」だけです。獲物を狩るためには、いち家族より多くの家族が集団となった方が効率的だった。多くの家族が集まって生活していた理由はただそれだけです。得た獲物はその日のうちに食べないと腐ってしまう。保存なんてできなかった。自然淘汰の中で、人間の数もそれほど増えなかった。ものが余らないからそれを交換するという意識はまったくない。野生動物と同じです。それが、火を手に入れ、認識能力を手に入れ、道具をつくり、言葉を手に入れ、人間は資本主義へと着実に駒を進め、現在に至ります。

昨今の「人を中心に考える」ものの考え方。ものを作る時に、「人がどのように使うのだろう」と人のためにと考え作られたものが多くの場所で受け入れられていることはとても喜ばしことです。他方で「人のために」と繰り返される言葉は「人間至上主義」という言葉に置き換えられます。先日アフリカに住む「キタシロサイ」が絶滅しました。かわいそうだと思います。人間至上主義の社会では、キタシロサイを守るために人の数を減らしたりはしてはいけないのです。人が持つ資本主義のシステムの中で生きていけない動植物の絶命は仕方のないことなんです。でも、心がざわざわします。人のために動植物が絶命に瀕するなんていいのだろうか、私たちは考えます。

資本主義がここまで発達していなかった社会では、人間の命は動植物の命とまったく同じ価値として扱われていました。時には、動植物を守るために人の命を生贄として差し出していた時代もありました。今では考えらない考え方えすが、人の命と動植物の命の価値は同じだったのです。車での通勤をやめ、会社もやめ、電気を切り、住まいも捨て、家族だけで狩で食を得ながら住まいを転々とする生活はもう私たちにはできません。人間至上の資本主義のシステムから私たちは自ら道を外すことはおそらくとても難しいことなんだと思います。

富を追求し、そしてその富を他の人に分け与える。このシステムから逃れることはとても難しいことだ思います。

でも、いつも心がざわざわしているんです。キタシロサイが絶命したとの話を聞くと、心がざわつくのです。他の動植物も絶命の危機にさらされていると聞くと、このままでいいのかなと心がざわつきます。温暖化と人口増で世界は食料の奪い合いになると聞くと、心のどこかから「仕方ないよね、でもさ・・・」との声が聞こえます。

この日本、2030年には住宅の着工数は今の6割になると言われています。ハウスメーカー、そして家具店にとっては痛い数字です。「いい仕事をしていれは、仕事はあちらからやってくる」という時代の終わりの幕はすでに上がり、そして終焉を迎える時期も相当近いところにあると思っています。資本主義に照らし合わせれば、私たちの富の減少は皆さんの富の減少にも繋がることになります。

人間至上主義や資本主義は変わらないだろうと思うんです。資本主義を支える科学技術の進歩も止まらないと思うんです。ただ、それについて心がざわざわする人の数はどんどん増えていくような気がしてるんです。こんなジレンマの中、私たちは将来、生活をしていくようになると思うです。

ここで今回私たちが持ち出したテーマ「Too Much is Never Enough」(「たくさんあるけど、まだ足りない。」)です。

ものやサービスはどんどん増えます。いや、ものは減るかもしれません。もっとコンパクトにもっとハイスペックになり、サービスは「自分自身が選ぶ」という領域にも入り込んで、「選んでくれる」というところにまでやってくるだろうと思います。例えば、レストランに行きます、席に座ると「今、お客様が食べたいものはこれですね」と素敵なAIが声を掛けてくれる、こんなことです。ただ、これでは心が満足しない。いや、満足したらいけないと思うのです。主体的に取捨選択をし、「そこは自分で選ばせてよ」という領域は固守する。経済活動も新しいものを買い続けるのではなく、新しいものを買いそして直して使う。選ぶ時は「ずっと使えるかな」、そして「壊れた時は直してくれるかな?」或いは「直るかな?」が選択基準になる。

こうなると、経済規模は小さくなります。でも、大丈夫。どこかでは、科学技術が進歩し、ちゃんと資本主義を回してくれるから。資本主義が進み、多くの選択肢が増え、それでも心はまだ足りない、何か足りないと言ってる。その昔し、荒野で動物を追いかけ回していた人間の本能なのかもしれません。あの時、人は使い古した石器を寝床に戻る時に研いでいただろうと思う、そしてほつれた服は修繕していただろうと思います。硬い石、そして獣の皮等はそう簡単に手に入るものじゃなかったから。今は手を伸ばせば何でも手に入ります。そんな中で、気に入るずっと使えるものだけを選び、そしてその選んだものをずっと修理し、使わせてくれる人達と付き合う、そんなことで、心のざわざわは少しだけ治るんじゃないかと思います。

コンフォートマートで働く者がすべきことは、いいものを紹介し続けること、そして家具修理、修復の腕を上げ私自身が使う不要なものを減らすこと、そしてをれをずっと使いたいと思う皆様と長いお付き合いをさせて頂くことです。人間至上主義の資本主義の中で、コンフォートマートがご提供できる、皆様がジレンマとうまく付き合っていく唯一の方法です。

今回「いいものをご紹介する」という意味です、PPMøblerのPP19(現行ベアチェア)を5台、そして古いAP19(ヴィンテージベアチェア)を1台、「いいものはずっと使っていただけます」という意味を含め展示致します。そして、「家具を修理して使う」という意味でCH24、CH23、カリモク60Kチェア、No.42、それぞれ新旧を展示致します。この修復した家具に使った技術の中にはコンフォートマートを始めた16年前にはできなかったことや、精度が上がったことが含まれます。それをご説明致します。今回の展示をご覧いただき、皆様にとって私たちと末長くお付き合いをして頂く価値をお感じ頂ければ幸いです。

展示してあるお品は全て販売させて頂きます。

ベアチェア

PP19(新品)は1台を除き、デンマークの有名テキスタイルデザイナーである「Hanne Vedel」がデンマーク唯一残る椅子生地製造会社である「Kjellerup Væveri」と共に作る特別な生地で誂えた特別仕様です。すべて現品で販売させて頂き、特別なお値段でご提供できるものもございます。

AP19(ヴィンテージ品)はご希望の生地に張り替えをさせて頂き販売をさせて頂きます。

現行品「PP19」

生地Kjellerup Væveri
Hanne Vedel デザイン
「Blans 03-240」
シートKjellerup Væveri
Hanne Vedel デザイン
「Blans 03-221」
*エクストラシートクッション付
レッグオーク材(ソープ仕上)
ネイルチーク材(オイル仕上)
税込
価格
2,938,680円
生地Kjellerup Væveri
Hanne Vedel デザイン
「Blans Toto 03-255」
シートHanne Vedel
デザインデットストック生地
*シルク
レッグウォールナット材(オイル仕上)
ネイルウォールナット材(オイル仕上)
税込
価格
3,079,080円 → 2,760,480円
(展示期間中特別価格)
生地Kjellerup Væveri
Hanne Vedel デザイン
「Blans 01-141」
シートKjellerup Væveri
Hanne Vedel デザイン
Blans 01-154/Blans 01-141
レッグウォールナット材(オイル仕上)
ネイルウォールナット材(オイル仕上)
税込
価格
2,971,080円

ヴィンテージ「AP19」

生地ご希望の生地で張替
シート/
パイピング/
ボタン
ご希望仕様で張替
レッグオーク材(オイル仕上)
ネイルチーク材(オイル仕上)
税込
価格
2,052,000円 + 張替代

修理修復家具

毎日色々な技術を使って家具の修理、修復を致しますが、見てわかる特徴的な修復技術をお見せ致します。

カリモク60Kチェア

各部の塗装、そして張替。

CH24

ペーパーコード張替。

No.42

部品の組み付け、そして張り替え。

No.42

CH23

背もたれにある契り材の複製とペーパーコードの張替。

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