15周年イベントのご案内 訳あり/アウトレット

ー北欧家具/北欧ヴィンテージ家具 カリモク60 ー  家具修理工房併設のコンフォートマート

北欧ヴィンテージ家具全覧

真冬の北欧に出掛け、一つづつ丁寧に選んできた北欧ヴィンテージ家具が入荷致しました。

5月19日(土)から5月27日(日)まで、お店の1階を全て北欧ヴィンテージ家具で埋め尽くし、ご来店の皆様にご覧頂きたいと思っています。お時間のございます方、是非、お店にお立ち寄り下さいませ。お店敷地内の駐車場がいっぱいの場合、少し離れた第二駐車場をご案内をさせて頂きます。5分程歩く場所にあり、ご足労をお掛けして大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

お店を始めてから15年以上が過ぎました。日本には百年も続く企業が沢山ありますので、15年なんて大声で言えないほどちっぽけなことです。ですが15年の間で色々なことが変わりました。最初の頃はこの地方ではまだまだヴィンテージ家具というカテゴリーについてほとんど認知がなくて、コンフォートマートは「古い中古の家具」を販売しているニッチな人だけが知っているお店という立ち位置でとても小さな範囲の方々だけと交流があったように思います。カリモク60や、その他、ヴィンテージ家具以外の商材をお店に取り入れ、「ニッチな人だけのお店」から、なんとなくニッチな人達の中でも「いいものがおいてある、ちょっと高いお店」っていう立ち位置に変わって来たような気がします。それでも限られた層の方々のためのお店っていう雰囲気はそのままあったんじゃないかと思います。

ですが、北欧ブームがあり、インスタやその他のSNSでどんな人でも影響力のある媒体となれる世の中になり、北欧のヴィンテージ家具がその影響力のある人のおうちで使われている等が広がると、北欧のヴィンテージ家具が「古い中古の家具」の域から脱し、「モダン」や「和」と同じ様に、新しい家具カテゴリーの一員に格上げされ、多くのそれまでヴィテージ家具に興味がなかった方々まで、北欧ヴィンテージ家具をお買い求めになるようになりました。

時勢は、消費高齢化や環境問題、そして政治、経済問題で、先行き不安です。またAI等が単純作業を行うようになり、仕事をしている人の先行き不安はさらに進んでいます。 そして、そんな先行き不安を感じている私達は「残るもの」をおうちに置くことから遠ざかるようになったような気がします。この気持ちに拍車をかけたのが、それまで高額な耐久消費財を販売していたお店に取って代わって増えて来た量販店の存在です。デザインもよし、ちょっとすぐに壊れるけど、この程度の価格なら壊れたらもう一度買い直せばいいからと思わせてくれる、いいものを販売している大型店が、特に地方ではここ10年でものすごく増えました。

量販店が広がる前、沢山のおうちには入りきれない程の嫁入り道具としてやってきた高級家具が沢山あったんじゃないかと思います。でも今は違うんじゃないでしょうか。

先行不安も重なり、今、私達の多くは「捨ててもいいよね、ダメになったら」、そんなものに囲まれて生活しているんじゃないでしょうか。

こんな私達と共に過ごす次の世代はもっとその傾向が強くなるんじゃないのかなと思います。実家で、おじいちゃん、おばあちゃん家で、そう簡単に捨てることのできない家具を見て過ごしてき世代はどことなく、「家具ってそんな簡単に買い換えるものじゃない」って無意識のうち刷り込まれつつ、量販店で「とりあえず」って言って、家具を買っているんだと思います。でも、次の世代は違います。お手本となる家具を見たことのない家庭環境で生活をし、もう「とりあえず」って気持ちで家具を手に入れるどころか、「これだよね。そうそう、おうちで使ってたやつはこれ」といって家具を選んでいくことになるんだろうと思います。

実はこれ、家具に限ったことではなく、もの全般にいえることなんじゃないかと思います。

今でも厳しい家具業界ですが、量販店以外はさらに厳しい状況になっていくんだろうと思います。数を売るビジネスモデルの量販店は人口減で購買者数の絶対数が減るので、それはそれで大変な状況になっていくんだろうと思います。

もっと「ものっていいんだよ」って、もっと多くの人に言って行きたい思います。そのためには、高いと言われる、ニッチな方々だけにアピールできるものだけを扱うのではなく、もっと少しずつ手に取りやすい価格の国内生産のものにもその裾野を広めていきたいと思います。少しづつですが、変化をお感じ頂けると思います。また、ずっと使って頂くために、家具の修理/修復にも力をどんどん入れていきます。圧倒的な丁寧さで持ち込みの家具の修理/修復に力を入れていきます。

ものをつくることは人への思いやりに繋がると思っています。使う人のことを思い、必死で時間を掛け作るものってこの日本には沢山あったんじゃないと思います。ですが、「作るのは外で消費はこちで」という経済の流れになり、なんとなく、作る現場を知らない世代の人は、簡単にものを扱うことに抵抗がなく、ちょっと寂しい思いがする時があります。なんとなく、その流れがこのまま続くのかと思うと、さらに先行きに不安を感じてしまいます。小さい範囲、そして限られた方々へのアピールとなりますが、なんとなくその流れに抵抗をしてみたいと思っています。

今回、店頭で一気に買い付けた北欧ヴィンテージ家具見て頂く機会を持つのは初めてです。重ねたり、買い付けた汚いままで見て頂くのも初めてです。いつもは、倉庫にご案内して、あえて「分かる人にだけお見せする」形をとってきました。それは、元来北欧ヴィンテージ家具とはそういったニッチな人のためだけに存在するものなので、それで間違いではないのだろうと思います。でも、あえて買い付けたままの姿で、そして雑多に並べる、ありのままの姿で見て欲しいと思います。1つ目に、そんな姿でも「いいものはいいぞ」と思えるほど、この家具達には魅力があると分かって頂きたいこと、そしと2つ目に次回お店に来て頂いた時はその家具は私達の手で修理/修復がされ、綺麗になっていることを目の当たりにして頂き、「いいものは磨くとさらにいいよね」とものの底力をお感じ頂きたいと思います。是非、今回の集中展示期間にご来店頂き、そして数ヶ月にまたご来店下さい。綺麗になった北欧ヴィンテージ家具を見て「ものってずっと使うもんだよね」って少しはお感じ頂けると思います。

展示する北欧ヴィンテージ家具は販売致します。ですが、修理修復後のお渡しですので、お届けまでに1ヶ月から2ヶ月程頂戴致します。修理修復前の状態から、修復後の状態を予想して値付けを致します。そのため、修復後に値付けをする場合にくらべリスクがあるので若干お安い価格での値付けとなります。こういったことは、修理/修復前から家具をお選び頂くメリットです。そのためには、普段から「いいものは磨くと輝く」と思ってもの選びをしていくことが大切なのかもしれません。その目を養うお手伝いを微力ながら少しだけお手伝いをさせて頂きます。「ものっていいよね」っていう種を芽にするこういったイベントを今後も少しつづですが、繰り返していきたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。
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