【コンフォートマート別注限定品】"SUNNY SIDE OF LIFE" Artek Stool 60 イエロー

ーSOLD OUTー【コンフォートマート別注限定品】"SUNNY SIDE OF LIFE" Artek Stool 60 イエロー（限定数）

SUNNY SIDE OF LIFE

ー心が喜ぶ生活へー

2020年に始まった世界的なパンデミック。メディアから流れるそれまで聞いたことのない専門用語の数々。私たたちがそれまで培った知識をフル回転してもまったく理解が追いつかない。そんな僕らがやっと分かったことは、「マスク」「密」「手洗い」、怠ると、自分自身、そして周りの大切な人へ想像もできないようなことが起こる可能性があること。特効薬のこと、ワクチンのこと、そして経済のこと、正直、よく分からない。だから、周りの動きを見ながら、そっと、そしてそっと動くしかない。もう、1年以上もこんな感じ。

パンデミックがあり、家具好きな僕が最初に考えたこと。
それはAlvar Aaltoがデザインした「パイミオサナトリュウム」。1933年に完成したこの建物は医療センター。結核患者のための医療センターです。結核は現在でも世界中で多くの人の命を奪う感染症です。特に1944年に特効薬が発明されるまで、結核は発症すると不治の病と考えられていた。もちろん、自らの免疫力で寛解を得る患者も多くいる。それでも、感染から結核症状が現れると、隔離となった。

Alvar Aaltoはこの医療センターをデザインする少し前に病気で入院生活を送っています。僕自身、病気や怪我で何度か入院をしたこと、そして僕の息子たちは大きな怪我、そして大きな病気で長期間、病院でお世話になったなったことがあります。医療技術、そして精神衛生分野の進歩が著しい現代の医療現場。それでも、患者目線から「もっとできることあるんじゃないだろうか」と考えることが多々あるのは事実。その部分のほとんどは医療技術のことではなく、病院の中での「生活」。入院すれば、横たわる時間が多い。そして窓の外ばかり見てる。入院は「生活」の一部ではなくなり、「治療」として普段の生活とは一線を隔てたものとなる。分かっているけど、つらい。普段の生活がどれだけ恵まれているのか身に染み、いつも早くそこから出たいと思う。

Aaltoもそんな気持ちだったんじゃないかと思う。「生活を入院患者にも」が彼が持ったこの医療センターをデザインするに最も大切なことだったんじゃないだろうか。

CH24

Aaltoは何度も、そして何度もデザインする前にこの地を訪れ、建設予定用地、そしてその周りを歩いています。

この環境の中で、人が生活をするとはどんなことなんだろう。そんなことをずっと考えていたに違いない。

このパンデミックで生活を考え直した方、多くお見えだと思います。模様替えをしたり、新しいインテリアを追加したり、あるいは今までのインテリアを減らしたり。普段は忙しい毎日を過ごし、生活に向き合うことなんてなかった。これが正直な意見だと思います。
インテリアに拘るなんて、「そっち側の人だけ」。このように思っていた多くの人がインテリアって大切って思えるようになった。家具店を営む者にとってはいい期間であるような気がします。

パンデミックからの患者が増え、もし今Aaltoだったらどんな医療施設を用意しただろう、なんて考えていません。「生活」を考えることって、90年経った今でも変わらない。そしてそのきっかけって、同じだねっていうこと。生活、この言葉があまりにも普遍的すぎて、時間を取って深く考える言葉じゃない。今なんとなく「生活」が注目されてますが、ひと段落するとまた元のいつもの忙しい毎日に戻らされ、「生活とは？」なんて考えることはないんだろうなと思ったり。この歴史の繰り返しについてAaltoは何てコメントするだろうなとちょっとシニカルに思っていたりします。

Stool 60

生活を見直し、その根本は「心が気持ちいい方へ」だったんじゃないでしょう。機能的な素敵なワークチェアを使うのも大切。でも、それと同じくらい、綺麗なお花を一輪、素敵な花瓶に生け目の届くところに置くこと、カーテンの色を好きな色に変えること、こういった、身体が気持ちいいと感じると同じくらい、心が気持ちいいと思えることに目を向けることって、生活をすすめる上でとって大切なんだと思ったんじゃないでしょか。

Aaltoがサナトリュウムに黄色を選んだのはこんな理由が源泉だと思う。

僕の大好きが画家のフィンセント・ファン・ゴッホが「"How wonderful yellow is. It stands for the sun"」（なんて素敵な黄色。太陽のようだ。）って言ってます。太陽はポジティブなエネルギーの源泉。黄色は色。色なんて、機能的にはなんの意味もない。でも、僕らが過ごす自然との共存の中で経験した色って、その自然との経験の中で特別な意味を持ってくる。そしてその特別な意味って、僕らの生活に彩を与えてくれる。そして、明日も前を向いて生活をしていこうと思うパワーの一つになってくれる。犬は色が見えないからこの感覚はない。色彩感覚を持ってる、私たち人間だけが持つ特別な感覚です。

CH24 イエローナチュラルペーパーコード（限定数）

Aaltoがサナトリュウムに選んだのと同じ色「パイミオイエロー」とい名の色。生活を必死で考えたデザイナーが出した答え、黄色。陽の光。

生活を考えた。そして皆様にずっと考え続けて欲しいと考える家具店の思い。

そして、生活に気を配り、より丁寧に生きて行くことに繋がり、その個々の丁寧な生き方がさらに大きな範囲で繋がり、世界の裏側にまで繋がれば路上で飢えで苦しむ子供たちも減るんじゃないかととても真面目に考えている僕の思いもあって、今回、この限定色をメーカーにお願いして特別に作ってもらいました。

CH24、Stool 60、ずっと変わらないから。他の家具じゃダメなんです。ずっと、そして次の世代にも残るもので、家具店のそして僕の思いを伝えたかった。

スツール60、そしてCH24、ともにコンフォートマートだけの限定品、そして数も限られています。
再販はありません。

CH24のご注文ページはこちら　▶

当店オリジナルのクッションをプレゼント致します。購入1脚につき1枚プレゼント致します。一緒にショッピングカートのお入れて頂きご注文をお願い致します。ご注文が到着しましたら、シートパット代金はマイナスさせて頂き、合計金額のご案内をさせて頂きます。カード決済の場合、カード会社へのご請求額を変更させて頂きますのでご安心下さいませ。

以下のページをクリック頂き専用ページからお好きなお色をお選び下さいませ。

サービスシートパットページ　▶

デザイン	Alvar Aalto（アルヴァー・アールト）
デザイン年	1933年
メーカー	Artek（アルテック）
製造国	フィンランド
サイズ	幅40×奥行39×高さ44cm・座面：直径35cm
材	バーチ（カバ）材
仕様	ラッカー塗装（「パイミオカラー」）
納期	ご注文後、4営業日最短発送。
保証	メーカー保証2年
送料	無料サービス

個体差についてのお願い

天然素材を原材料として製造された商品のため、商品毎に個体差がございます。

入荷した商品は全て検品を行い、品質に疑問に思うものは全てメーカーにチェックを依頼しております。お送りさせて頂くものの中に以下の画像のような箇所が含まれる商品もございます。それら全て製造工程上どうしても起こってしまう事象、そして環境への配慮のためとして良品の中の個体差としてメーカーが判断したものとなります。予めご了承下さいませ。

納期、お届け方法

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当店にて組み立て後、専用箱に入れ、宅急便にてお届け致します。最短のお届けをご希望の場合、着日指定の箇所は空欄にてご注文下さいませ。最短の発送にてご案内をさせて頂きます。

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保証について

メーカーから通常のメーカー保証をお受け頂けます。ただ、限定品となりますので、メーカー保証で仮に交換という対応となりました場合でも、同じお品をご提供ことができません。その場合には代替品でのご対応となりますこと、予めご了承下さいませ。

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