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ソープフィニッシュ

石鹸について

石鹸は「油」から作られます

まず、ソープ仕上に使える石鹸ってなんなのでしょうか?
よく「純石鹸使用」と言われますが、まず何が「純石鹸」なのでしょうか。そのほか、石鹸について色々考えてみたいと思います。

まず石鹸の作りか方で、皆様の中には天ぷらを揚げた廃サラダ油等から石鹸を作られた方もいるのではないでしょうか?作られたことがない方等は「廃油で石鹸?」と思いますよね。廃油、つまり「廃油=汚れ」が汚れを落とす石鹸になる訳がないとの理由なのだとお思います。

石鹸とは界面活性剤です。「界面」とは「表面」と同意語です。隣り合うあるいは引っ付き合うある物質とある物質の表面を活性化する働きがあるのが石鹸です。

たとえば、皿にこびりついている油汚れ、皿と油の間には表面があります。(ここでの「汚れ」とはその表面同士が「べったり」とひっついている状態のこと)石鹸、つまり界面活性剤は油と結びつき、油の表面を活性化して、油を皿の表面から離してしまう効果があります。

油は油で落とします

そして、どうして石鹸が油から作られるか、それは油は油でしか落とせないからです。水と油は混じりませんので、油汚れは水では落とせません。ですが油から作られた石鹸が混じった石鹸水は油と混ざるのです。油と水の性質の両方を兼ね備えたのが石鹸水なのです。油がないと石鹸は作れません。

油とアルカリ剤との化合物が石鹸

石鹸は油脂に水酸化ナトリュウム(苛性ソーダ)或は、水酸化カリュウムを混ぜてくられます。そして、できた石鹸は混ぜたアルカリ剤の種類によって「脂肪酸ナトリウム」か「脂肪酸カリウム」に分けられます。「石鹸」という商品がある場合その裏に書いてある成分を見て下さい。「石鹸成分50%」とか「石鹸素地30%」とか、そのほか、きっちりと「脂肪酸ナトリュウム80%」とか「脂肪酸カリュウム98%」とか書いてあるものがあります。「石鹸成分」とか「石鹸素地」とか書いてある部分が「脂肪酸ナトリュウム」、あるいは「脂肪酸カリュウム」です。どちらでも、ソープ仕上には使えます。差はありません。

純石鹸の正体

「ソープ仕上で使って下さい」と言われる石鹸ってなんでしょうか。それが「脂肪酸ナトリュウム」、或は「脂肪酸カリュウム」が98%以上配合の石鹸です。これがいわゆる「純石鹸」と言われるものです。実は、こういった石鹸結構沢山市販されていますし、ネットショッピングで買えます。特段特別な石鹸ではありません。ご安心下さい。メーカーによって色々な書き方をされているので困ってしまうのですが「石鹸素地98%以上」とかも同じ純石鹸の部類です。
たまに「無添加石鹸」とか「天然素材石鹸」とか表紙に書かれているものもありますが、これがそのまま純石鹸という訳ではありません、成分表を見て下さい。

純石鹸を使いましょう

純石鹸でないとダメなのか? 特段そういったことではないのです。理由はソープ仕上の効果がより期待できるということと、もう1つは石鹸成分以外の成分って化学的に無数にあるので、その無数にある物質が木にどんな影響を及ぼすかがわかりません。そのため、成分とその効果がはっきりしているので、純石鹸をソープ仕上には選びましょう。

ソープ仕上がどうして木にいいのか考えてみました。

ソープ仕上とオイル仕上げは似ている

ソープ仕上に使われる石鹸、実はもとを正せば全て油、つまり「オイル」なのです。あれっ、どっかで聞いたことありますよね、「オイル仕上げ」。根本は実はオイル仕上げと似ているのです。オイルにアルカリ剤を混ぜて作られた化合物が石鹸です。それに水を加え、ソープ水にしたものがソープ仕上をするための原液です。とてもオイル仕上げに似ています。

ソープ水を作るための水温は30度以上

ソープ仕上をする時、石鹸はお湯で溶かして下さいと言われます。基準は20度です。実はこれ、油脂が溶け始める温度なのです。石鹸って冷たい水であま泡立ちしませんよね。これは実は油脂が冷水では溶けないからなのです。油脂は20度でないと溶けないのが、ソープ仕上は30度以上のぬるま湯を使って下さいとの理由です。

温度を上げた例えば70度のお湯の方が30度のお湯よりも、よく石鹸を溶かします。ですので、石鹸水を作る時、熱湯に石鹸を混ぜ、混ざったところで水を足し、手で触れる程度に温度を下げると作業が楽になります。

泡立ちのある石鹸水を使います

そして、ソープ仕上の大きな利点の1つが汚れを落とすというものがあります。石鹸の洗浄力を引き出すにはやはり20度以上のお湯がベストなのです。油脂が溶け出して石鹸の効果が期待出来る状態にあるかどうかの目安は撹拌した時に、泡が立つかどうです。泡立ちが悪い場合はまだ石鹸成分の溶け出しが弱く、石鹸の効果を100%発揮でいない状態なのです。なので、必ず泡立ちがある石鹸水でソープ仕上を行って下さい。

石鹸が作られるもとの油脂の種類で溶け出す溶け始める温度が変わって来ます。パーム油から作られて石鹸は比較的低温度の水でもちゃんと溶けてくれます。ただ、市販されている石鹸の成分表を見てもどの油脂が原料になっているかは書いてありませんので、20度以上のお湯を使い、石鹸水を作り、ちゃんと泡立つまで溶かし続けて下さい。石鹸をフレーク状にした方が溶けやすいですが、固形のまま手で擦りながら溶け出させても全く問題ありません。また、純石鹸でもそれぞれのもとになる油脂によっては色があります。例えばオリーブ油から作られた純石鹸の場合はは黄色〜灰緑色である場合が多く、白い木に施すソープ仕上に使う石鹸としては不適切かもしれませんね。色の白い材(オーク材とかビーチ材とか)から作られた家具のソープ仕上には、白色の純石鹸がいいと思います。色の付いた石鹸はその色素が材に移る可能性があります。

石鹸成分を木に残す

ソープ水を材につけると、石鹸成分が木の表層に浸透します。水に溶かされた石鹸成分は水、そして油部分を等、色々なところに入りやすい成分になっています。水だけの場合よりもさらに、表面張力が弱るので、木の表層によく浸透していきます。同時に、家具表面についた汚れも界面活性剤としての力で取っていきます。

そして、時間が経つと乾燥します。表層からは水は乾燥して、木の表層に浸透、あるいは表層にこびりついた石鹸成分だけが木に残ります。つまり、表層に残った油脂が木を保護するというわけなのです。素材はかわれど、まさにオイル仕上げと全く同じ効果を得れる訳です。

冷水にはめっぽう強い

石鹸は30度で溶け出すと述べさせて頂きました。そう考えると、ソープ仕上の木の表層、30度以下でないとその効果が期待できないのです。きっちりとソープ仕上を施した木の表面、冷水はちゃんとはじきます。低い温度では石鹸成分は溶け出さないからです。ですが、30度以上のお湯になってくると話は別です。石鹸成分が溶け出してしまうのです。つまり暑い水溶性のものや、油性のものにはソープ仕上は弱いというのは理屈上正しいと思って頂いて間違いありません。

ですので、ソープ仕上をしたからといってもどんなよごれからも木肌を守ると思っていると大きな後悔をすることになるかもしれませんので、ぜひ注意して下さい。

何度もソープ仕上を繰り返してください

皆様に届けられる新品家具にはほとんどの場合、製造工場で一度しかソープ仕上が施されていません。残念ですが、一度しかソープ仕上されていない新品家具のソープ仕上の効果はとても限定的です。

ソープ仕上は何度もすると、浸透するソープの量、そして表層に残るソープの量が増えます。そのため、木肌の保護効果は何度もソープ仕上を繰り返した方がより得ることできます。ただ、お湯のソープ水でごしごし木を擦ってしまうと以前のソープ仕上の残りが全て取れてしまう可能性があるので、撫でるようにソープ水で家具を洗うというのが一番の正解です。

また、水分で撫でられた木肌は必ず荒れてしまいます。そのため、400番程度の紙ヤスリで荒れた木肌を整えてあげる作業が必要となります。ですが、これもきつく紙ヤスリを当てるとせっかく残っている石鹸成分を剥がしてしまう可能性があるので、撫でるように紙ヤスリをあてるのがソープ仕上の鍵となるかと思います。

ある文献では「ソープ仕上はその泡でこうなう」と書いてあるものもあります。ですが、必ず泡でしなければいけないということはありません。ただ、泡立ちがない石鹸水でのソープ仕上は石鹸の性質上、無意味であることは間違いありません。また泡は表面積が液体と比べ多いので、より広範囲にソープ水を届けることができるというメリットがあります。ただ、それも限定的ですので、泡だけ、或は石鹸水で施すどちらも問題ありません。ただ、ちゃんと泡立つ石鹸水でソープ仕上を施しているとちゃんと泡立ってきますので、「泡だけ」或は「石鹸水だけ」とあまり厳しく考える必要はありません。

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