桑名市について
コンフォートマートのある桑名についてお話します。
揖斐/長良川
揖斐/長良川
ここ桑名は愛知県の繁華街「栄」からは、西に車で30分、そして大阪の中心外からは車で2時間、また東京駅からだと名古屋駅乗り継ぎで2時間の場所にあります。街の人口は約14万人と中規模の市だと言えます。高速道路の出口は2箇所、東名阪自動車道の「桑名インター」と「桑名東インター」です。「桑名東インター」からコンフォートマートまでは10分足らずで到着します。
桑名の歴史はその自然環境と密接に関係しています。その自然環境というのは桑名に流れ込んでいる3つの大きな川です。揖斐川、長良川、木曽川。桑名はこの3つの川によって運ばれて来た土によってできた沖積平野の上にいます。桑名の文化と歴史はこの川との対話によって象られたと言っても過言ではないと思います。
記憶に新しいのは、長良川河口堰問題。その前は多くの市民の命を奪った伊勢湾台風。さらにその前は江戸幕府からの「御手伝普請」によって遠い薩摩の国からやってきた人々がおこなった宝暦治水工事、そして東海道五十三次の1つとして栄えた「七里の渡し」。
薩摩義士が眠る海蔵寺
七里の渡し跡
また、川だけではなく北側には美しい山々がそびえ立っています。鈴鹿山系の端、そして養老山地の南端に多度山があります。403mとあまり高くなく、この辺りの小学校ではよく遠足に使われる山です。麓には沢山の桜があり、春のハイキングには最適な場所です。また、少し桑名から北西に行くと、鈴鹿山系があり、様々なトレッキング/ハイキングコース、キャンプ場、温泉地等があり自然と触れ合える場所が多くあります。
鈴鹿山系
桑名と言えば「焼き蛤」と思う方も少なくないと思います。住んでいる私達でさえも、あまり口にすることのない高級食材です。3つの川が運んだ砂と栄養分で大きくなるここ桑名の蛤は日本全国でも有名な特産物となっています。
川があり、山があり、そして私達が住む「街」が桑名にはあります。共に働くスタッフ一同が常に思っていることがあります。それは、お店のある地域と共に生き、その地域の代表として常に誇りを持つことです。その誇りが桑名から三重になり、東海になり、西日本になり、日本になり、アジアになり、そして世界になり、世界の一員として地域の住民としての誇りを持ちつつ、世界を誇りあるものにしたいと考えています。そのためには、土地を知り、理解し、伝えて行きたいと考えています。これから先、コンフォートマートは他の場所でもお店を持つことがあるかもしれません、そんな時でも、そのお店のある土地と共に生き、その土地に誇りを持ちながら仕事をしていきます。